価値のあるものは常に高い

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「安値でそこそこの会社のよりも、適正な株価で素晴らしい会社を買うほうがはるかに良い」

ウォーレン・バフェット

マーケットでは、安いと思える銘柄こそが実は高く、高いか高すぎると思える銘柄こそが実は後々考えると割安だったりします。

要するに「価値あるものは、マーケットでは高値で取引されている」ということです。もちろんこれは株に限らずです。

成長株には通常、プレミアムが付きます。会社の利益が急上昇している場合は尚更で、市場平均の3倍以上で取引されることもあります。

一見、不当に高いPERで取引されているように見えますが、将来得られるであろう利益を株価に織り込んでいるに過ぎません。これは将来得られる利益を織り込んだ適正な株価なのだと思います。

しかし、多くの投資家は高PERであることを理由に、尻込みして手を出そうとはしません。過去に上昇した代表的な成長株の多くは、大体いつも利益の30倍以上で取引されていました。成長株のほとんどは滅多に低PERになることはありません。

PERは株価が純利益の何倍であるかを示すものです。仮に現在と同じだけの純利益が続いたとすると、純利益が何年分となるかを示します。例えばPER30倍だと利益30年分なので、投資した資金は大体30年程で回収できるイメージです。

例えばPER30倍の銘柄があったとします。通常は、PERが30倍だと割高とされますが、この銘柄が仮に30%の成長が続くと仮定すると、1年後は利益が30%伸びることでPERは23.1倍になります。2年後はPER17.8倍、3年後はPER13.7倍となります。この場合だと、成長性を考慮すると割高ではないということになります。

そして、このような高成長が続く銘柄は高いPERを維持したまま株価が上昇していくパターンが多いです。なので、3年後にPERが13.7倍になることはないでしょう。このような高成長が続く銘柄はPER30~50倍程度で取引されるはずなので、株価は2~3倍になるはずです。

成長性が高い銘柄の方が将来的な魅力は高いです。例えばPER15倍で成長率1%の銘柄とPER30倍で成長率30%の銘柄は将来を踏まえると、実はPER30倍の方がいい場合があります。

成長スピードが速い会社のPERが成長スピードの遅い会社よりも高いのは当たり前だと思います。高PERという理由だけで、成長株を買うのを躊躇していては最大級の上昇を享受できません。

しかし、アマゾンやネットフリックスのような「超高PER株」には手を出してはいけないでしょう。いくら高成長だからといっても、時価総額を考えれば超割高なのは明白だからです。

今までは株に限らず、実生活でも安物買いばかりしていました。これからは安いという理由だけで買うことがないようにしたいですね。その物の価値を見極められるような目を養いたいものです…。


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